ケンジロニウスの再生

関連図を元にロックサーフィンを繰り広げたい所存。

7-1 グレイトフルデッド〜花のサンフランシスコ〜

ママス&パパスという男女混成フォークボーカルグループはカリフォルニアにおいて非常に重要なグループである。彼らは《フラワームーヴメント》の象徴でありながらソフトロックへと続くカリフォルニアポップの役割も果たしたのだから。彼らの代表曲に65年12月…

6-6 ソフトロックまとめと次章

6-6 ソフトロックまとめと次章 さぁ次のソフトロック、とCD棚を眺めてたんだけど見つからないのよね。これはもちろん僕がまだまだ無知であることが1番の要因であるが、やはり最初に言った通りソフトロックはそんなに多くない。というか、僕の《ソフトロック…

6-5 マーゴ・ガーヤン〜永遠の恋人〜

ドトールというソフトロックの宝庫 僕はコーヒーがそんなに好きではなくむしろ苦手であり、基本的にコーヒーは飲まない。なので必然的にカフェや茶店に行くこともあまりないんだけど、心に余裕が有り余っている時や調子に乗っている時にたまーに行く。そこが…

6-4 カート・ベッチャー〜コーラスの魔術師〜

ハーモニーの消失の謎 僕はハーモニーというものがほんとに好きで、豊かさと美しさを生み出すハーモニーはなるべくあればあるだけいいと思ってるくらいなんだけど。 ところで僕は最近12弦のアコースティックギターを買って、想像以上のその〝鳴り〟に強く感…

6-3 ロジャー・ニコルズと小さな友達の輪

ロックと自作自演 《ロック》の定義とは一体なんなのか。僕も未だにはっきりとは答えを出せてはいないんだけど、ファッションや精神論的な話ではなく音楽ジャンルとしてはっきり定めたいなぁと思っている(あくまで自分の中でね)。とはいえ精神論的な目線が…

6-2 ビーチボーイズ〜天才ブライアン・ウィルソン〜

ロック史におけるウエストコースト アメリカ西海岸、ウエストコーストというのはロック史において本当に重要な場所であるということはここまで書いてきた範囲だけでも十分伝わっているかと思う。 60年代半ばに世界初のサイケデリックロックとフォークロック…

6-1 ソフトロックというジャンル

音楽を《ジャンル》という箱に入れてしまってカテゴライズすることは正しくないことなんじゃないだろうか。全く同じ音楽なんて2つとないし、例えば僕は《メタル》の箱に固く蓋をしてしまっているんだけど、もしかしたらその中に僕の好みの音楽が密かに眠っ…

5-8 続・底なしの英フォークロック

前回の続きで5章のまとめとして図で繋がりそびれている英フォークを紹介していきます。 5-8 続・底なしの英フォークロック Heron インクレディブル・ストリング・バンドのマイク・ヘロンのバンド、ではないのよね。しばらく勘違いしてた時期があって、僕以外…

5-7 底なしの英フォークロック

さぁ5章でここまで繋がってきた英フォークロックが上の図で、あらかた主要なものは書けたなぁなんて思うんだけど関連関連で行くと書きたいのにどうしても繋がらない奴らがやっぱり出てきて…それを軽く紹介してひとまず英フォークロックとオサラバしようかと。…

5-6 Spirogyra〜3種の神器(3)〜

未知の無知! 古代ギリシャの哲学者ソクラテスは「人は世界の全てを知ることはできないのだから全てを知ったような気になってる人より自らが無知であることを〝知っている(自覚している)〟人のほうが少し賢い」と考えた。これは《無知の知》として今でも語…

5-5 Mellow Candle〜3種の神器(2)〜

『三種の神器(さんしゅのじんぎ、さんしゅのしんき、みくさのかむだから)は、日本神話において、天孫降臨の際に天照大神が瓊瓊杵尊に授けたとされる三種類の宝物、八咫鏡・八尺瓊勾玉・天叢雲剣の総称。また、これと同一とされる、あるいはこれになぞらえ…

5-4 Tudor Lodge〜3種の神器(1)〜

ロック探検 僕にとってのロック探検の最初の地図となったのは前にも言ったがクロスロードかロッキンオンかどちらかの《年代別名盤100枚》的な特集で、60's,70's,80's,90's,00'sと5つの年代でそれぞれ100枚、計500枚の名盤が紹介された本であった。高校生の頃…

5-3 Fairport Convention〜ブリティッシュフォークロックの雄〜

ペンタングルとフェアポート・コンベンションという2つのバンドがブリティッシュフォークロックというジャンルを代表する2大巨頭であると言ったが、あえて一般的にどちらがより代表的かと問われたら恐らくフェアポート・コンベンションであるだろう(僕はペ…

5-2 Pentangle〜革新の五芒星〜

(ペンタングル) 5章はブリティッシュフォークロック! 2章で少しジョーボイド関連で触れたブリティッシュフォークの図から続いていきます。 前回言ったように、無伴奏で歌っていたトラッド歌手シャーリーコリンズとギタリストのディヴィグレアムが64年にコ…

5-1 ブリティッシュフォークとフォークリバイバル

洋楽について 10代の頃まず僕は「洋楽」に興味を持って、それから今日までロックを聴き続けているんだけど、気付いた時にはその「洋楽」を演っているのがアメリカのバンドかイギリスのバンドかを気にかけるようになっていた。それはごくごく自然な事で、やっ…

4-6 カラフルブリティッシュサイケ

ヒッピーとサイケ 《既存の形式や価値観からの解放》という大きなテーマを持ちビート文学を祖として60年代半ばにアメリカ西海岸で生まれたカウンターカルチャー、ヒッピー文化はベトナム戦争に対する反戦運動、脱キリスト教、マリファナとLSD信仰(より過激…

4-5 サイケの貴公子“ドノヴァン”

前回はプロコルハルムについてであったが、最後にドラムのB.J.ウィルソンが参加したジョー・コッカーの69年デビュー作「With a Little Help My Friends」について触れて終わったのでそこから続きを。 「With a Little Help My Friends」にはB.J.ウィルソンの…

4-4 プロコルハルムにまとわりつく“青い影”

今回は「青い影」で有名なProcol Harum! プロコルハルムってどこに括られるバンドなんだろうか問題ってのが僕の中で長らくあって(別に括る必要がまずない)、明らかにプログレ臭はするけどプログレバンドに数えられないとゆータイプのバンドで。プロコルハ…

4-3 ロンドンを走ったもう一つの自転車「Tomorrow」!

4-3 ロンドンを走ったもう一つの自転車「Tomorrow」! 4章はロンドンサイケ! ロンドンサイケと言えばピンクフロイド1st! ピンクフロイド1stと言えばシドバレット ! ということで2回にわたってシドバレットについて書いたが、気持ち入りすぎてまとまりが悪…

4-2 狂ったダイヤモンド シド・バレット

4章はロンドンサイケということで、ひとまず前回はロンドンのカウンターカルチャー、アンダーグラウンド、サイケデリックの誕生をシドバレットとピンクフロイドを絡めて見てみました。 『4-1 ロンドンアングラとシド・バレット』https://kenjironius.hatenab…

4-1 ロンドンアングラとシド・バレット

ファン 『ファン』という言葉に少しばかりの抵抗があって、「めちゃくちゃ好きだけどファンではない」って言い張る事が多々あるんだけれど。 ではファンになるとはどんな状態になることなのかと考えると僕は「下敷きが欲しいか」だと思っている。シャーペン…

3-7 ソフトマシーンとカンタベリー

「アヴァンギャルド」とはフランス語で「前衛的」という意味であり、「プログレッシブ」とは英語で「革新的」という意味である。 「前衛的」と「革新的」って伝統や保守的なものから逸脱した「目新しい」もの、的なニュアンスをどちらも含んでいて似たような…

3-6 プログレ5大バンド?ジェネシスの二面性

3-6 プログレ5大バンド?ジェネシスの二面性 この順番で来たらやっぱりジェネシスにも触れておくべきだなぁとここ1週間ほど頑張って聴いてました。ブログ書こう!って思わないと多分ちゃんと聴くことももうなかっただろうし、いい機会でございました。 ピン…

3-5 最強のトリオバンドELP!

バンドの構成っては様々な形があって。 ビートルズのようなギター2人にベースドラムの4人編成 それにボーカリストを加えたローリングストーンズのような5人編成 ボーカル、ギター、ベース、ドラムのLed Zeppelinのようなスタイリッシュな4人編成 そこに鍵盤…

3-4 ピンクフロイドの奇跡

このジャケットも誰しも見たことがあるんじゃないかな。この三角のプリズムのジャケットは「狂気(Dark Side Of The Moon)」という73年にリリースしてからBillboard 200に15年間(741週連続)ランクインし続けた化け物アルバムであり、それを作ったのがPink F…

3-3 怪物キングクリムゾン襲来!

キングクリムゾンを知らなくてもこの絵は誰しも1度は見たことがあるんじゃなかろうか。 この衝撃的なジャケットに負けないくらいの音楽的衝撃をロック界に与えた「クリムゾンキングの宮殿」で69年にデビューしたキングクリムゾンはのちに、誰が言ったか「5大…

3-2 聖なるポリリズム"YES"!!

このブログ始めて、新たな発見がほんとにたくさんある。歴史なんてもんは確かか不確かか本当のところを言うとわからないんだけど、書くからにはなるべく間違えてはいけないということでめちゃくちゃ調べてるわけ。英語の文を読む力が少しついた気がするくら…

3-1 プログレッシブロックの幕開け!ムーディーブルース!

プログレッシブロック プログレって何なのさ。 progressiveを辞書で引いてみると、 [進歩的な,革新的な; 進歩主義の] と出てくる。直訳すると進歩したロック、革新的なロックといったところだろうか。 プログレッシブロックと言われる曲の特徴として、 ・曲…

2章あとがき

図はここまできました。 CSN&Yから1章が始まって、バーズ、ホリーズ、バッファロースプリングフィールドを見ていって、バッファロースプリングフィールドからウエストコーストへいき一旦終結。 2章はホリーズのEvolutionのジャケを手がけたThe foolから始ま…

2-3 英国フォークロックの礎を築いた男ジョーボイド!

2-3 英国フォークロックの礎を築いた男ジョーボイド! 「The Foolがジャケットを手がけた3枚」ホリーズ、ムーブ、インクレディブルストリングバンドから始まった第2章、今回はインクレディブルストリングバンドを見出したプロデューサー、Joe Boyd(ジョーボ…