ケンジロニウスの再生

関連図を元にロックサーフィンを繰り広げたい所存。

10-8 続・Space Oddity(第69話)

10-8 続・Space Oddity(第69話) さて前回から引き続き69年7月にリリースされたボウイ念願の初ヒットシングル〝Space Oddity〟を。 前回はYESのリック・ウェイクマンやペンタングルのテリー・コックスなどこの曲に参加したメンバーについて、そしてボウイが…

10-7 Space Oddity〜通算10枚目にして念願の初ヒットシングル!〜(第68話)

ボウイ。前回は69年頭に撮影された(84年までお蔵入り)ボウイの自己紹介フィルム『Love You Till Tuesday』の話とフェザーズの話、そして69年春に恋人ヘルミオーネと別れてベックナムにて《アーツ・ラボ》に参加するところまで書きました。続きを。 King Be…

1-6 The Lovin'Spoonful〜グッド・タイム・ミュージック(第67話)

なんとなしにジョン・セバスチャンの70年ソロ1st「John B. Sebastian」を聴いてて。 正直ジョン・セバスチャン及びLovin'Spoonfulって何か掴みどころがないというか、《都会的》と言われる割に土臭かったり、《東のByrds》と呼ばれる割にはフォークロックフ…

10-6 埋もれた自己紹介フィルム『Love You till Tuesday』(第66話)

デヴィッド・ボウイ。前回は67年末にリンゼイ・ケンプの舞台『Pierrot in Turquoise』へ参加したところまで書いたのでその続きを。 10-6 埋もれた自己紹介フィルム『Love You till Tuesday』(第66話) 前回はケンプとボウイが当時恋人関係であった、なんて…

4-9 ピーター・ダントンの出世魚バンド(第65話)

ここんとこデヴィッドボウイが続きましたが僕はボウイマニアでも何でもなくて、ボウイを含めたただのロック好きなので、特にサイケ好きで、今回はちょと別のとこへ。 まだサブスクはYouTubeに勝てない Apple MusicやSpotifyなんかのサブスクはここ数年でかな…

10-5 映画『Image』とケンプとの出会い(第64話)

67年のデヴィッドボウイ、前回はチベット仏教への傾倒、ヴェルベッツとの出会い、The Riot Squadへの参加について書きました。 今回は同67年、ショートフィルム『Image』への出演、そしてリンゼイ・ケンプとの出会いについて! 10-5 映画『Image』とケンプと…

10-4 1967年のボウイ(第63話)

67年のデヴィッド・ボウイはデッカ傘下のデラムレコードからシングル3枚と1stアルバム「David Bowie」をリリースした。その音楽はほぼギターレスで70年代に彼が牽引していく《グラムロック》とは程遠いが、67年という時代相応のサイケ、フォークロック、ソフ…

10-3 侮るなかれ1stアルバム「David Bowie」(第62話)

前回は《10-2 デヴィッド・ボウイになるまで》ということでボウイの少年時代から本名Davy Jones期を含む下積み時代にリリースしたシングル6枚なんかを紹介がてら図を進めてみました。 前回 ↓ 《10-2 デヴィッド・ボウイになるまで(第61話)》 https://kenji…

10-2 〈デヴィッド・ボウイ〉になるまで(第61話)

69年にアポロ月面着陸に合わせてリリースされた〝Space Oddity〟で世に知られ、70年代前半はバイセクシャルの宇宙人〈ジギー・スターダスト〉を演じグラムロックを牽引、70年代半ばにはソウルに傾倒し新たなキャラ〈シン・ホワイト・デューク(痩せた青白き…

10-1 変幻自在のカメレオンボウイ(第60話)

バトンを渡せなかった〝再発掘/再評価組〟 9章は《その他のUSサイケ》ということで7章《シスコサイケ》、8章《LAサイケ》に続いてUSサイケを見てきました。そんな中、まぁ4章《UKサイケ》にも5章《ブリティッシュフォーク》にも6章《ソフトロック》にも言え…

4-8 続・Twink〜激動の2010年代!〜(第59話)

Twinkの2010年代の活動について前回書くつもりでしたが、まずは彼の音楽キャリアを63年Fairiesからおさらいしてみようってことで71年Starsまで書いたところで力尽きてしまい全く2010年代まで辿り着かなかったので今回はその続きから。 前回 ↓ 4-7 Twink〜激…

4-7 Twink〜激動の2010年代!〜(第58話)

インターネットは便利だ。人類の知識の共有によって膨大な情報がネット上にはある。 インターネットを使用し始めてから僕の音楽探究が急激に加速したことは前にも言ったが、本当にネットというのは調べれば山ほど情報が出てくる。調べれば… ネットってのは情…

9-6 The Deep/Freak Scene〜3大ファーストサイケデリック〜(第57話)

『【サイケデリック】という言葉をアルバムタイトルに使った最初のアルバム』という文句で紹介されるアルバムは矛盾しているが3枚あり、66年10月〜11月にリリースされたその3枚のアルバムを《3大ファーストサイケデリック》と名付けさせてもらった(もっとい…

9-5 Blues Magoos〜3大ファーストサイケデリック〜(第56話)

9-1にてテキサスのトゥクトゥクサイケ13th Floor Elevatorsについて書いた際に彼らの66年1stアルバム「The Psychedelic Sounds of the 13th Floor Elevators」が【サイケデリック】という言葉をアルバムタイトルに使った最初のアルバムである、という話に触…

9-4 Gandalf〜リヴァーブの魔術師〜(第55話)

〜魔術師という異名〜 〝魔術師〟という異名は魔法を使ってるとしか考えられないほど鮮やかなプレーや高度な技術を持った人物を表す意味で様々なジャンルにおいてよく使われる。 【笑顔の魔術師】と呼ばれたロナウジーニョを筆頭に人並み外れたスキルを持つ…

9-3 Vanilla Fugde〜偉大なるサイケアレンジ〜(第54話)

60年代末のサイケブームが終わると、70年代前半には《ハードロック》や《プログレッシブロック》が次なるトレンドとなる。初期のハードロックの代表的なバンドがディープパープル、ブラックサバス、レッドツェッペリンなどで、プログレ勢がピンクフロイド、…

9-2 デトロイトの暴力ヘヴィサイケ!(第53話)

次はミシガン州デトロイトへ! カウンターカルチャーの発生からヒッピーブームが巻き起こり、サイケデリック旋風が吹き荒れた60年代後半のロック界。ベトナム戦争、公民権運動を背景にヒッピーは反体制的なスタンスをとっていたが、その姿勢はどちらかという…

9-1 イカれたテキサス・サイケ〜The 13th Floor ElevatorsとThe Red Crayola〜(第52話)

USサイケは7章8章でサンフランシスコからロサンゼルスと進んできたが、9章では「その他のUSサイケ」と大きく括って進めていきます。 USサイケの最重要バンドの一つと考えられているThe 13th Floor Elevatorsは避けれないなぁ、ってことでまずはテキサスサイ…

7-6 The Travel Agency〜旅行代理店〜(第51話)

あけましておめでとうございますー 去年3月にブログを始めて、 1章CSN&Y関連 2章The Foolがジャケット手掛けた関連 3章プログレ 4章UKサイケ 5章UKフォーク 6章ソフトロック 7章シスコサイケ 8章LAサイケ まで書いたところで去年を終えまして、2020年はNYサ…

2019年を終えて

ロック史をわかりやすく図にしてみよう!と意気込んで今年の3月にこのブログをスタートさせてから約10ヵ月が経ちまして、2019年も終わりを迎えます。 とにかく100記事書くまでは続けよう、というのが今まで何も続けてこれなかった僕が掲げた目標であったが、…

8-6 The United States of America〜最古の電子ロック〜

アートロック ロックは元々エンターテイメント性やアイドル性を持った非芸術的スタンスで60年代頭に誕生した。しかし60年代半ばになると『芸術志向』へ向かうミュージシャンが増え始め、それらは《アートロック》と呼ばれることとなる。 《アートロック》と…

8-5 Love〜黒き愛〜

義務教育 義務教育で習うような日本史、世界史というのはより初歩的なものであるが、歴史において《初歩的》であるということは歴史上とりわけ《重要》とされる事件や人物をピックアップしたものであると言えるだろう。義務教育で学ぶものなのだから人である…

8-4 The West Coast Pop Art Experimental Band〜西海岸大衆芸術実験楽団〜

Strawber Alarm Clockと並べてLAサイケ代表だと思ってるのがThe West Coast Pop Art Experimental Band(WCPAEB)である。これが一般的な意見であるかどうかは実は自信がなくて、恐らくは2バンドともバンド名が長いことから何となく僕の中でセットになってし…

8-3 イチゴ時計関連

8章はLAサイケ。前回はまず、その代表格といえるStrawberry Alarm Clockについて書きました。 ↓ 8-2 Strawberry Alarm Clock〜嵐の青春〜 https://kenjironius.hatenablog.com/entry/2019/11/19/094217 ストロベリーアラームクロックの素晴らしさは幾らか伝…

8-2 Strawberry Alarm Clock〜嵐の青春〜

LAソフトサイケ 6章で《ソフトロック/サンシャインポップ》に触れ、僕はロサンゼルスがその中心地であるとして書いた。60年代末、同時期にサンフランシスコを中心に盛り上がりを見せるヒッピームーヴメントやサイケデリックブームとは一線を引いたロサンゼル…

8-1 LAサイケ突入!

州は国だ!! さて、サンフランシスコを後にしてロサンゼルス、LAサイケへ。 サンフランシスコとロサンゼルスには約600キロの距離があり、これは大阪〜東京以上の距離で、ましてやインターネットの無い時代…やはりそれぞれの都市で文化や音楽的特徴も異なり…

7-5 続・シスコサイケまとめ〜真のサイケデリック〜

7-5 続・シスコサイケまとめ〜真のサイケデリック〜 前回の続きでシスコサイケのバンドを。 Country Joe&The Fish カントリー・ジョー・マクドナルド率いるカントリー・ジョー&ザ・フィッシュもシスコサイケの代表的なバンドだ。アコギを弾きながらフォーク…

7-4 シスコサイケまとめ〜真のサイケデリック〜

7-4 シスコサイケまとめ〜真のサイケデリック〜 《ブリティッシュインヴェイジョン》の影響下でサンフランシスコのフォーキー達はエレキギターを手にしてバンド結成を思い立つわけなんだけど、その影響というのはあくまで「エレキギター」と「バンド形態」と…

7-3 Quicksilver Messenger Service〜3大シスコバンド〜

グレイトフルデッド、ジェファーソンエアプレインとサンフランシスコの最重要バンドについて書いたので、やはり共に3大シスコバンドに数えられるこのバンドも見ていくべきかと。 7-3 Quicksilver Messenger Service〜3大シスコバンド〜 クイックシルバー・メ…

7-2 ジェファーソン・エアプレイン〜サンフランシスコ発、宇宙行き〜

好みの判別 僕は別に全てのロックを聴きたいわけじゃないし、ロック博士になりたいわけではない。ただ〝良い音楽〟をたくさん聴きたいだけだ。 この〝良い〟というのはもちろん僕の主観であるので、言い換えると〝僕の好みの音楽〟をたくさん聴きたいわけだ…