ケンジロニウスの再生

ロック史を追いながら関連図を作成(関連図挫折中)

映画『ブライアン・ウィルソン〜約束の旅路〜』を観て

このブログを始めたころは週一回のペースで更新していたんだけど、もうほんとにまるっきり文章を書けてなくて、まだまだ書きたいものがあったはずなんだけどな…飽き性なんです。 それでも何か書くなくちゃ、このブログをこのまま放置してちゃいけない、とい…

YES『危機-50周年記念ジャパンツアー』2022.9.8.大阪NHKホール

昨年末のクリムゾンに続いてYes来日!! 昨年末にキングクリムゾンの来日公演を観てしばらくしてからイエスの来日情報が舞い込んできた。当初僕はその来日の知らせにさほど心は動かされなかった。クリムゾンと並んで「プログレ四天王」または「五大プログレ…

1-6 イーグルス〜ウエストコーストの魂〜(103話)

ウエストコーストロックの、否、アメリカンロックの代表格として君臨するモンスターバンドThe Eagles。70年代に活躍し、〝デスペラード〟や〝ホテルカリフォルニア〟といった数々の名曲を残し今なお世界中の人々に愛されるロックバンドだ。イーグルスはしば…

映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』を観て

先週観に行った映画『ローレルキャニオン〜夢のウエストコーストロック〜』に引き続き、同じくローレルキャニオンをテーマにしたドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』を観てきました! 先週『ローレルキャニオン〜夢のウエストコーストロッ…

映画『ローレルキャニオン〜夢のウエストコーストロック〜』を観て

ウエストコーストロックリバイバル運動の匂い 『ZAPPA』、『リンダ・ロンシュタット〜サウンド・オブ・マイヴォイス』、『ローレルキャニオン〜夢のウエストコーストロック』、『エコー・イン・ザ・キャニオン』。この2022年の4,5月にどういうわけかウエスト…

タイダイな日々

全然ブログ更新できてませんでした。ランディ・ニューマンについて書こうとして、止まってしまっていました。実は前にもランディニューマンで止まったことがあって、正直書きたいけど理解できてないから言葉が出てこない節があったり。バーバンクサウンドや…

ロック好きを自称しながら音楽業界に全く貢献していない僕と2006年という青春

CDが売れない問題/サブスク問題/ミュージシャンの収入問題とロック好きを自称する僕 CDが売れなくなったと言われ始めてからもうしばらくの時が過ぎた。もう昔のようにミリオンだとかダブルミリオンだとかそんな数字を聴くこともなく、ミュージシャンが億万長…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part 2 ④)

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』パート2、続きです! 前回↓ kenjironius.hatenablog.com 1969/1/23 奇声セッション再び ヨーコ奇声セッション再び。これに対して、というよりヨーコのバンドへの近さに対して周りはあまりよく思っていない、という…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part 2 ③)

『Get Back』パート2、続きです! 前回↓ kenjironius.hatenablog.com 20日にアップルスタジオに移動しセッションを再スタートさせたビートルズ。21日はジョンのドラッグハイが上手く噛み合い割とスムーズにリハーサルが進んだ。そんなスタジオ移動による心機…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part 2 ②)

『Get Back』パート2、続きです! 前回↓ 1969/1/15 2回目のジョージ説得会は成功 12日と15日にジョージとの話し合いが行われたわけだが、この2回の話し合いにはさすがにカメラもマイクも入らず。といいつつどっかに音声隠してるんちゃうの??ないか、さすが…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part 2 ①)

『Get Back』Part2、そしてIMAXのルーフトップコンサート観ました! 元々映画館で上映される予定だった『Get Back』がDisney+での配信に決まった時には軽く落胆した。まぁDisney+なら何度も観なおせるし、そのおかげでこうしてチマチマと感想を書けたりする…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part 1 ③)

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』の感想をゆるりと書いております。他の方の感想もいくつか読んだりしてますが、みんなそれぞれ感じ方が全然違うんですよね。ゲットバックセッションの真実が明らかに!と言えどもその真実を受け取れる人間はどれだけいるのか…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part1 ②)

完全に乗り遅れた感はありますが、約2か月遅れで『ザ・ビートルズ:Get Back』の感想を! 前回↓ kenjironius.hatenablog.com ドキュメンタリー映画『Get Back』 ザ・ビートルズ:Get Back シンコーミュージック Amazon 《ゲットバックセッション》には元々3つ…

映画『ザ・ビートルズ:Get Back』を観て(Part1①)

遅ればせながら ようやく見始めました『Get Back』。マーベル映画のドラマシリーズが始まるってんで以前Disney+に1年ほど契約してた時期があって。しかし観るものが無くなり、PS4との連携ができない不便さもあって解約。するやいなや『Get Back』がDisney+で…

KLAATU(クラトゥ)とポール死亡説

KLAATU カナダのプログレッシブロックバンドKLAATU(クラトゥ)。70年代半ばから80年代頭にかけて活躍し、ビートルズの『サージェント・ペパーズ〜』や『マジカルミステリーツアー』辺りを飛躍させたサウンドを展開したことから〈ビートルズメンバーの覆面バ…

6-17 バーバンク・サウンド②〜アメリカンルーツのさらなる追求〜(第102話)

6-17 バーバンク・サウンド②〜アメリカンルーツのさらなる追求〜 バーバンク・サウンド、前回は66年にワーナーブラザーズのA&Rとして入社したレニー・ワロンカーの初仕事について書きました。 kenjironius.hatenablog.com オータム・レコードを買収したこと…

6-16 バーバンク・サウンド①〜オータム・レコード所属バンドの再プロデュース〜(第101話)

バーバンクサウンドとは ソフトロックとアメリカの伝統的なポピュラーミュージックとの関係性について。今回はそのテーマの要ともいえる《バーバンク・サウンド》を。そもそもバーバンクサウンドとは一体どんな音楽を指すのか、根本的なところから書き進めて…

6-15 アメリカにおける《バロックポップ》の範囲(第100話)

ロック史シリーズ再開(図はひとまず断念) R&R以前、1920〜50年代のアメリカポピュラー音楽《グレート・アメリカン・ソングブック(アメリカン・スタンダード)》とソフトロックの関係を書こうと思い、手始めにニルソンについて書き始めたのが今年の3月。図…

KING CRIMSON『MUSIC IS OUR FRIEND JAPAN2021』12.2.フェスティバルホール

・作品至上主義 僕は〝作品至上主義〟的なところがある。『リボルバー』や『ペットサウンズ』を発端に66年〜69年にかけてライブ再現を度外視した多くのスタジオ作品が生み出された。ビートルズはライブを辞め、ブライアンウィルソンもスタジオに篭ったこの時…

僕とガレージロックとパンク

僕とガレージロックとパンク ハードロックについて書いた際に触れたように僕の中学時代は大まかに「ハードロック/90`sヴィジュアル系/速弾き派」と「ポップパンク/青春パンク/パワーコード派」に分かれていた。 で僕は「ハードロック派」だったわけで、その…

パンク後の世界〜二巡目のロック史〜

『ジョジョリオン』の最終巻を読んで ジョジョの奇妙な冒険 第8部 モノクロ版 27 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:荒木飛呂彦 集英社 Amazon 『ジョジョの奇妙な冒険』の第8部『ジョジョリオン』が完結した。ちんぷんかんぷんのまま10年かけてちらちら読み…

HR(ハードロック)について考える

僕はハードロックをほぼほぼ聴かないわけだが、最初からそうだったわけでは決してない。 僕がギターに興味を持ち出した中学のころ(2003年ごろ?)、周りの仲間達の音楽の趣味は2極化していた。邦楽だと〈90年代ヴィジュアル系(XやGLAYやラルク等)or当時全…

R&R(ロックンロール)について考える

R&R(ロックンロール)について考える ブルースにひき続きR&R(ロックンロール)について。 大前提として僕はロックとロックンロールは別物と考えている。少しロックに造詣の深い人は皆そうだと思うが。 年代で言えばR&Rは50年代アメリカの音楽で、50年代半…

好きなブルース

好きなブルース 前回の続きです。 ブルースについて。ロックの世界に少し足を踏み入れるとすぐにロバート・ジョンソンに出会うことだろう。ストーンズやクラプトンといった60年代イギリスのロッカーが彼を讃え曲を取り上げたことで伝説的存在にのぼりつめた1…

ブルースについて考える

チャーリー・ワッツの死 毎週のように往年のロックミュージシャン達がこの世を去っていくことに寂しさを感じるこの頃だが、チャーリー・ワッツの死は特に考えさせられるものがあった。 僕はローリング・ストーンズをほとんど聴かない。それでもチャーリーの…

Wouldn't You Miss Me/Wish You Were Here(僕がいなくてさみしくないの?/あなたがここにいてほしい)

しばらくぶりです。 ニルソンの続きでバーバンク周辺を書こうとか、忘れてたHoneybus関連とか、バブルガム・ポップとか、書きたいものはたくさん頭にあるんだけど、なかなか更新できずにいました。 このブログのテーマである「図」の方がどうにも整理がつか…

Dobooi Dobooies 1st.EP『Ainigma』

日本のインディフォークバンドDobooi Dobooies(ドゥーボーイ・ドゥーボーイズ)が1st.EP『Ainigma』を先日YouTube、各種ストリーミングサービスで公開。世界に誇れる日本製の《フォークロック/プログレ・フォーク》が遂に解禁された。 このブログでは基本的…

ご無沙汰しております。

ご無沙汰しております。なんとまぁ第100話を目前にしてしばらく更新できずにいました。 怒涛のニルソンラッシュから次はヴァンダイクパークスへといこうとしていたのですが… 2年ほどこのブログを続けてきたことが実になったのか関係ないのか、他で少し記事を…

6-14 うわさの男、ハリー・ニルソン④(第99話)

ニルソンを4回にも渡って書くつもりはなかったのですが、要約する能力が足りず気付けば。元々は《グレート・アメリカン・ソングブック》とソフトロックの関係に迫ろう、という導入だったはず。 《グレート・アメリカン・ソングブック》に特に接近した《バー…

6-13 うわさの男、ハリー・ニルソン③(第98話)

引き続きニルソン。 ・前回までのニルソン 前回は70年5th「ランディ・ニューマンを歌う」まで書きました。 67年2nd「パンデモニウム・シャドウ・ショウ」はジョンレノン、ポールマッカートニー両名が絶賛、68年3rd「空中バレー」は最高傑作と言える出来であ…

Try Apple Music