ケンジロニウスの再生

ロック史を追いながら関連図を作成(関連図挫折中)

UK Rock

5-3 Fairport Convention〜ブリティッシュフォークロックの雄〜

ペンタングルとフェアポート・コンベンションという2つのバンドがブリティッシュフォークロックというジャンルを代表する2大巨頭であると言ったが、あえて一般的にどちらがより代表的かと問われたら恐らくフェアポート・コンベンションであるだろう(僕はペ…

5-2 Pentangle〜革新の五芒星〜

(ペンタングル) 5章はブリティッシュフォークロック! 2章で少しジョーボイド関連で触れたブリティッシュフォークの図から続いていきます。 前回言ったように、無伴奏で歌っていたトラッド歌手シャーリーコリンズとギタリストのディヴィグレアムが64年にコ…

5-1 ブリティッシュフォークとフォークリバイバル

洋楽について 10代の頃まず僕は「洋楽」に興味を持って、それから今日までロックを聴き続けているんだけど、気付いた時にはその「洋楽」を演っているのがアメリカのバンドかイギリスのバンドかを気にかけるようになっていた。それはごくごく自然な事で、やっ…

4-6 カラフルブリティッシュサイケ

ヒッピーとサイケ 《既存の形式や価値観からの解放》という大きなテーマを持ちビート文学を祖として60年代半ばにアメリカ西海岸で生まれたカウンターカルチャー、ヒッピー文化はベトナム戦争に対する反戦運動、脱キリスト教、マリファナとLSD信仰(より過激…

4-5 サイケの貴公子“ドノヴァン”

前回はプロコルハルムについてであったが、最後にドラムのB.J.ウィルソンが参加したジョー・コッカーの69年デビュー作「With a Little Help My Friends」について触れて終わったのでそこから続きを。 With A Little Help From My Friends アーティスト:Cocke…

4-4 プロコルハルムにまとわりつく“青い影”

今回は「青い影」で有名なProcol Harum! プロコルハルムってどこに括られるバンドなんだろうか問題ってのが僕の中で長らくあって(別に括る必要がまずない)、明らかにプログレ臭はするけどプログレバンドに数えられないとゆータイプのバンドで。プロコルハ…

3-2 聖なるポリリズム"YES"!!

このブログ始めて、新たな発見がほんとにたくさんある。歴史なんてもんは確かか不確かか本当のところを言うとわからないんだけど、書くからにはなるべく間違えてはいけないということでめちゃくちゃ調べてるわけ。英語の文を読む力が少しついた気がするくら…

3-1 プログレッシブロックの幕開け!ムーディーブルース!

プログレッシブロック プログレって何なのさ。progressiveを辞書で引いてみると、[進歩的な,革新的な; 進歩主義の]と出てくる。直訳すると進歩したロック、革新的なロックといったところだろうか。 プログレッシブロックと言われる曲の特徴として、 ・曲が…

2-3 英国フォークロックの礎を築いた男ジョーボイド!

2-3 英国フォークロックの礎を築いた男ジョーボイド! 「The Foolがジャケットを手がけた3枚」ホリーズ、ムーブ、インクレディブルストリングバンドから始まった第2章、今回はインクレディブルストリングバンドを見出したプロデューサー、Joe Boyd(ジョーボ…

2-2 ジュークボックスのUFOから降りてきた男たちELO

さぁ第2章はThe Foolがジャケットを手がけた3枚の内、すでに紹介したホリーズを除く2枚から広げていこうということで、フールがジャケットを手がけたThe Moveの改名後のバンドElectric Light Orchestra(ELO)を見て行こう。 2-2 ジュークボックスのUFOから…

1-3 これぞブリティッシュ!The Hollies!

アメリカの現代バイオリニスト、ジョシュア・ベルが行なった実験がある。1席100ドルのコンサートを行う彼が3億5000万のバイオリンを人通りの多いニューヨークの地下鉄の路上で演奏すればどれくらいの人が足を止めるのか、というものだ。結果、数人が足を止め…

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