2020年の終わり・2021年の始まり
あけましておめでとうございます。
2020年が終わり、2021年がぬるりと始まりました。このブログは『ロック図を作成すること』を目的として2019年3月から始め、今1年と10ヶ月が経ったところとなります。当初予定していた『ロック全体図』に挫折し『ジャンル別図』にシフトチェンジはしたものの飽き性の僕のわりにはまぁよく続いているなぁと思います。とりあえず『100話』書くというのが当初の目標で、2020年最後に書いたSkip Biffertyの話が第88話なのでもう少し。
ロックにハマってから15年以上経ちますが2020年になっても新たな発見は山ほどありました。その中にはブログを始めたから知れたものもいくつかあったように思います。ブログで文字に起こして初めて知った自分の考えのようなものもたくさんありました。
60's後半から70's前半のロックを中心に毎年毎年掘り進めてはきたが、2020年はその時代に散ったミュージシャンのごく最近の活動に目を向けれた年でもありました。Twinkの2010年代のアルバムやサイモン・フィンの最近の活動を知れたことなどがそれに当たり、そのことは記事にもしました。つい先週の年末には72年に唯一作を残して消えたマーク・フライの最近の活動に目を向けてみたり。ポール・マッカートニーやボブ・ディランら60'sから絶え間なく活動を続けているレジェンド達の新作には割とがっかりさせられることが多いが、ヴァシュティ・バニヤンやサイモン・フィンやマーク・フライのように3,40年の沈黙の後に出された新作というのは心が踊らされるものです。その身を潜めていた3,40年分の音楽が詰まっているような、そんな気がするのです。この正月にはTrees(70年付近に2枚のアルバムを残して消えたプログレフォークバンド)の50周年盤が2ヶ月前の2020年11月にリリースされたいたことを知り、それに2018年のライブ音源があってそこで初めて再結成を知り、さらに調べると名盤71年2nd「On The Shore」に収録されている〝Geordie〟(treesで僕が1番好きな曲)をナールズ・バークレイ(2000年代のソウル/ヒップホップデュオ)がサンプリングしてたなんてことを知ったりも。ロックも過去の遺物となってしまった空気が流れる2021というSF的な数字が並ぶ年ですが、まだまだロックは僕を楽しませてくれそうです。
そんなわけで今年もポチポチと書いていくつもりです。10章デヴィッド・ボウイ図も「世界を売った男」で止まってるし、11章『英米外ロック』もカナダだけ書いて止まってるし、まだまだ書くことたくさんある!
では現状報告ってこともないですが2021年1月現在の各ジャンル別図だけ貼っておきます!
3章プログレ図
(やはりメンバー交代が多いプログレはめちゃくちゃ。有名どころしか触れてないのにこの有様)
4章UKサイケ図
(UKアシッドフォークも一緒くたにしてるのでまだまだ広がりそう!)
5章ブリティッシュフォークロック図
(写真使ってみた図。こうして見てみると同時代に流行ってたプログレやハードロックとの繋がりも垣間見えたりして面白い)
6章ソフトロック図
(ソフトロックは作曲者、アレンジャー、プロデューサー、セッションマン等の繋がりが重要だったりするのでこれまた大変)
10章デヴィッド・ボウイ図
(ボウイ1人に絞ってみた図。他にもディランとか色々この手法で書いていきたいがボウイが全くすすまず先が思いやられる。)
11章英米外ロック図
(まだカナダのみ。ドイツやペルーにも好きなバンドがいたりするが図を書くほど精通してないのよね正直。ベルギーのWallace Collectionとか愛聴してるけど、ベルギーロックそれしか知らないもんな…)
7,8,9章で書いたUSサイケ図ですが消滅しております!これはまたゆっくりやり直します。
本来は図がメインのつもりで始めたブログだったのに正直最近はついでになっていて、2021年はもう少し頭使って見やすい図を作れたらと思ってます!
では、今年もよろしくお願いしますー