ケンジロニウスの再生

ロック史を追いながら関連図を作成(関連図挫折中)

2019-01-01から1年間の記事一覧

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4-2 狂ったダイヤモンド シド・バレット

4章はロンドンサイケということで、ひとまず前回はロンドンのカウンターカルチャー、アンダーグラウンド、サイケデリックの誕生をシドバレットとピンクフロイドを絡めて見てみました。 65年にアメリカから襲来したカウンターカルチャーによって生まれたロン…

4-1 ロンドンアングラとシド・バレット

ファン 『ファン』という言葉に少しばかりの抵抗があって、「めちゃくちゃ好きだけどファンではない」って言い張る事が多々あるんだけれど。ではファンになるとはどんな状態になることなのかと考えると僕は「下敷きが欲しいか」だと思っている。シャーペンで…

3-7 ソフトマシーンとカンタベリー

「アヴァンギャルド」とはフランス語で「前衛的」という意味であり、「プログレッシブ」とは英語で「革新的」という意味である。 「前衛的」と「革新的」って伝統や保守的なものから逸脱した「目新しい」もの、的なニュアンスをどちらも含んでいて似たような…

3-6 プログレ5大バンド?ジェネシスの二面性

3-6 プログレ5大バンド?ジェネシスの二面性 この順番で来たらやっぱりジェネシスにも触れておくべきだなぁとここ1週間ほど頑張って聴いてました。ブログ書こう!って思わないと多分ちゃんと聴くことももうなかっただろうし、いい機会でございました。ピンク…

3-5 最強のトリオバンドELP!

バンドの構成っては様々な形があって。 ビートルズのようなギター2人にベースドラムの4人編成 それにボーカリストを加えたローリングストーンズのような5人編成 ボーカル、ギター、ベース、ドラムのLed Zeppelinのようなスタイリッシュな4人編成 そこに鍵盤…

3-4 ピンクフロイドの奇跡

このジャケットも誰しも見たことがあるんじゃないかな。この三角のプリズムのジャケットは「狂気(Dark Side Of The Moon)」という73年にリリースしてからBillboard 200に15年間(741週連続)ランクインし続けた化け物アルバムであり、それを作ったのがPink F…

3-3 怪物キングクリムゾン襲来!

キングクリムゾンを知らなくてもこの絵は誰しも1度は見たことがあるんじゃなかろうか。 この衝撃的なジャケットに負けないくらいの音楽的衝撃をロック界に与えた「クリムゾンキングの宮殿」で69年にデビューしたキングクリムゾンはのちに、誰が言ったか「5大…

3-2 聖なるポリリズム"YES"!!

このブログ始めて、新たな発見がほんとにたくさんある。歴史なんてもんは確かか不確かか本当のところを言うとわからないんだけど、書くからにはなるべく間違えてはいけないということでめちゃくちゃ調べてるわけ。英語の文を読む力が少しついた気がするくら…

3-1 プログレッシブロックの幕開け!ムーディーブルース!

プログレッシブロック プログレって何なのさ。progressiveを辞書で引いてみると、[進歩的な,革新的な; 進歩主義の]と出てくる。直訳すると進歩したロック、革新的なロックといったところだろうか。 プログレッシブロックと言われる曲の特徴として、 ・曲が…

2章あとがき

図はここまできました。 CSN&Yから1章が始まって、バーズ、ホリーズ、バッファロースプリングフィールドを見ていって、バッファロースプリングフィールドからウエストコーストへいき一旦終結。 2章はホリーズのEvolutionのジャケを手がけたThe foolから始ま…

2-3 英国フォークロックの礎を築いた男ジョーボイド!

2-3 英国フォークロックの礎を築いた男ジョーボイド! 「The Foolがジャケットを手がけた3枚」ホリーズ、ムーブ、インクレディブルストリングバンドから始まった第2章、今回はインクレディブルストリングバンドを見出したプロデューサー、Joe Boyd(ジョーボ…

2-2 ジュークボックスのUFOから降りてきた男たちELO

さぁ第2章はThe Foolがジャケットを手がけた3枚の内、すでに紹介したホリーズを除く2枚から広げていこうということで、フールがジャケットを手がけたThe Moveの改名後のバンドElectric Light Orchestra(ELO)を見て行こう。 2-2 ジュークボックスのUFOから…

2-1 The Foolがジャケットを手がけたカラフルな3枚

ヒッピーアート集団The Fool 関連関連を辿って図を広げながらのロックの旅はCSN&Yからの繋がりを第1章として始めたんだけど、中々ウエストコーストから抜け出せず、飽きてきたこともあり一度締めて別の方角へ。 CSN&Yのグラハムナッシュが在籍していたThe Ho…

1章あとがき

今現在、図はここまで。 第1章は「CSN&Yからの繋がり(主にウエストコースト)」的なノリだったんだけど、ウエストコースト脱出して早く第2章に行きたいってことでひとまず第1章はここまで。またこの界隈のことで書きたくなったら続きを書きます。ニールヤン…

1-5 ウエストコーストに散った花 Judee Sill(ジュディ・シル)

さぁ1-1から1-4までに渡りCSN&Yの4人のルーツを辿って当初の目的が達成されたので、早々とウエストコーストから脱出したいのだが、もう少しだけ。現在図はここまで。 (拡大したらぼやけるな…) デヴィッド・ゲフィンという男 がいる。彼はマネージャーであり…

1-4 西海岸最重要バンド Buffalo Springfield!!

生まれる時代を間違えた。 なんてことをアホみたいに思ったりする時もある。ロック全盛期の時代の空気を直接肌で感じたかったなぁなんて。 もし60年代に生きていたらなぁ… そんなもしも話を少しリアルに考えてみると、ネットもない時代にどれだけの情報と音…

1-3 これぞブリティッシュ!The Hollies!

アメリカの現代バイオリニスト、ジョシュア・ベルが行なった実験がある。1席100ドルのコンサートを行う彼が3億5000万のバイオリンを人通りの多いニューヨークの地下鉄の路上で演奏すればどれくらいの人が足を止めるのか、というものだ。結果、数人が足を止め…

1-2 元祖フォークロック"The Byrds"‼︎

どんな音楽が好きかと聞かれれば 「ロックが好きです」 と答えたい。僕にとってはこの答えが1番正確に答えを表した表現であるから。 しかし現実には 「古いロックが好きです」 と答えるだろう。 「ロック」だけでは恐らく認識のズレが生じるであろうことはさ…

1-1 スーパーグループCSN&Y!

・ブログタイトル「ケンジロニウスの再生」について 「ケンジロニウス」についてはもし僕が古代ギリシャ哲学者だったら、の固有名詞とゆーことで皆さん満場一致で納得だと思います。「再生」については「切れたトカゲの尻尾が再生した」の「再生」であり、文…

はじめに

生きていればたくさんのことを学び、考え、身につけ、背負い、手に入れては失うものなのだけれど この歳になって自分の持ってるものを整理してみようと広げてみたら 金はない地位もない名声もない 音楽しかない なんて言えるほどの音楽もない 作ってきたもの…

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